インプラント治療を検討されている患者様のなかには『失敗しないか不安』という心配をされている方も少なくないと思います。そこで、本ページでは『インプラントで失敗する原因』をご説明いたします。
インプラントで失敗する原因

1. 骨との結合がうまくいかない
インプラントは顎の骨と強固に結合することで安定しますが、骨との結合が不十分な場合、インプラントが動いてしまったり、最悪の場合はインプラントが抜けてしまいます。
主な原因:
■喫煙や糖尿病など血流障害を起こす疾患
■手術直後の強い噛みしめ
■感染や炎症の発生
当院では
骨との結合がうまくいかずに失敗するのは「精密検査」と「リスク因子のチェックと調整」が出来ていないからです。当院ではまずCTで骨量や骨質、神経や上顎洞との距離などを精密に確認してシミュレーションします。かつ、成功率を高めるためにサージカルガイドも使用しております。リスクのチェックについては糖尿病・骨粗鬆症薬(ビスホス等)・免疫抑制薬等の服用はないか、喫煙、歯周病、口腔衛生状態はインプラントを行うのに適した状態かどうか、歯ぎしりや食いしばりがないかを細かくチェックし必要に応じて禁煙指導や歯周病治療等を先に行ってからインプラント治療に移行します。このように治療前の段階で成功率は大幅に変わってくるのです。
2. インプラント周囲炎

インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病のような症状である「インプラント周囲炎」を起こすことがあります。
進行すると骨が吸収し、インプラントがグラつく・抜け落ちる可能性があります。
主な原因:
■定期メンテナンスに行っていない
■喫煙や全身疾患による免疫低下
当院では
インプラント治療後は当院では患者様のお口の状態に合わせて定期検診の周期をお伝えしております。お伝えした周期でご来院いただき、歯周病や炎症のコントロールを徹底し、同時に喫煙や持病のチェックも欠かしません。かつ、セルフケアが不十分な場合は患者様の状態に合わせた適切な歯ブラシや歯磨き粉、清掃の仕方をしっかりと指導しインプラント周囲炎になるリスクを下げています。
3. 手術計画や技術的トラブル

埋入位置や角度のズレ、神経・血管への損傷など、術前の診断・計画不足や技術的なミスによって問題が起こるケースもあります。
主な原因:
■経験の少ない術者による手術
■骨の状態を過小評価した計画
当院では
上記については1と重複してしまいますがまず当院ではCTによって患者様のお口や顎の状態を徹底して診断します。そして3Dによるシミュレーションをし、インプラントを埋入する角度や深さなどを事前に決定します。当院では決して歯茎を開いてから確認して考えるということはいたしません。また、術者については臨床経験が20年以上あり、インプラント治療を年間100本以上おこなっている歯科医師によって手術をおこなっています。
4. 噛み合わせ(咬合)の不調和

インプラントは天然歯よりも「衝撃を逃がす力」が弱いため、
噛み合わせのバランスが悪いと、過度な負担が1本に集中して破損や骨吸収を招くことがあります。
主な原因:
■ブリッジや複数本治療時の設計ミス
■歯ぎしり・食いしばりの放置
当院では
嚙み合わせの不調和による失敗はまずインプラント治療前の嚙み合わせチェックがしっかりされていないことで招く失敗です。当院では事前に収集したデータのほかに咬合診査も徹底しておこなっています。歯ぎしりの頻度や顎関節の状態、残存歯の動揺やすり減りなどからインプラントが入った際に総合的にどのような嚙み合わせになるかを予測して計画をたて、上部構造(被せ物)の材質なども嚙み合わせによって細かく調整しています。
5. 術後ケア・メンテナンス不足

手術が成功しても、定期的なメンテナンスが不十分だとプラークや歯石の蓄積により炎症を起こしやすくなります。
主な原因:
■ブラッシング・歯間ブラシの不足
■体調変化や生活習慣の悪化(喫煙・ストレスなど)
当院では
定期検診では患者様のモチベーションが維持しやすいように分かりやすい説明を心掛けており、データ等は大型のモニターに映し出し、見える化をします。定期検診時には体調や環境の変化によってお口の中の状態も変わることがありますので小さな変化も逃さないように確認し、現在の状況に適したケアの指導等をおこなってまいります。